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SNSで人気!写ルンですについて

SNSで人気!写ルンですについて

こんにちは!
フォトスタジオエルでカメラマン兼アシスタントをしている野坂です!

デジタルカメラが主流になっている現代でも、SNSで若い世代に大人気のフィルムカメラ。
フィルムカメラって高そうだし撮るの難しそう、、そう思っている方も多いはず。

そんな方でも安心!

フィルム初心者でも簡単に撮影ができるカメラ『写ルンです』について今回はご紹介しようと思います。

そもそも『写ルンです』って何?

まず初めに、『写ルンです』とは何かを簡単に説明していきます。

写ルンですは、富士フイルムが1986年に発売開始した、レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)のことです。

普通のフィルムカメラの場合、フィルムを交換したら何度も使うことができますが、写ルンですの場合、カラーネガフィルムにレンズが付いているので、撮り終わった後はもう繰り返し使えない仕組みになっています。

写ルンですの読み方は、「しゃるんです」でも「とるんです」でもなく、「うつるんです」が正解になります。

意外と難しいので間違えて読んでた人もいたのではないでしょうか。
ちなみに私も昔は「しゃるんです」と読んじゃってました。

なぜ人気なの?写ルンですの魅力

魅力①「簡単に撮影ができる」

写ルンですの最大の魅力は、シャッターを押すだけで写真が撮れること!
他のカメラと違い、全ての設定が固定になっているので誰でも簡単に撮影することができます

設定はそれぞれこんな感じです。
・撮影枚数      27枚
・フィルム      ISO400 135フィルム
・レンズ       f=32㎜ F(絞り)=10 プラスチックレンズ
・シャッタースピード 1/140秒
・撮影距離範囲    1m~無限 (フラッシュ撮影 1m~3m)

写ルンですの使い方

  • ダイアルが止まるまで巻き上げます(巻きが不十分だとシャッターが切れなくなります。)
  • フラッシュを使う場合は、手前にあるフラッシュボタンを「入」にします。赤いランプが点灯したら、フラッシュの準備OKのサインです。
  • シャッターボタンを上から少し強めに押します。
  • 撮り終えたら、フラッシュボタンを「切」にします。

たったこれだけで簡単に写真を撮ることができるので、初心者の方でも安心ですね。
屋外で晴れているときなど、フラッシュをつける必要が無い場合は、ダイアルを巻き上げてシャッターボタンを押すだけで写真が撮れます。

撮影時の注意点!

室内、夜間、暗い場所では必ずフラッシュをつけて撮影しましょう。
曇りや薄暗い場所などで、少しでも暗いなと感じたらフラッシュをつけるのがおすすめです。
フラッシュの適切な距離は1〜3mです。
近くの人物などを撮るのには最適ですが、写ルンですで夜景などを撮るのは難しくなります。

↓フラッシュ無しの失敗作↓

魅力②「持ち運びやすい」

写ルンですの重さはたったの90グラム!
普段、私が愛用している一眼レフカメラNikon D750(本体のみ)は約750グラムになり、2つを比べると写ルンですがいかに軽いかが分かりますね。

ポケットや小さい鞄でも入るサイズ感なので、とても持ち運びやすいです。

魅力③「フィルム特有の色合い」

フィルムといえばその色合い!
デジタルとは違った粒子感や、懐かしい感じがフィルム写真ならではの色ですね。

実はフィルムでも、メーカーや種類によって色味が異なるんです。
写ルンですは、赤味や青味が強めで日本人の肌をきれいに見せてくれる色味をしていると言われています。

デジタルでは撮影できないノスタルジックな雰囲気の写真がSNSで映えると人気を集めています。

写ルンですの購入方法

写ルンですは主に、カメラ屋やコンビニ、ネットで購入することができます。
コンビニでも売っているので、撮りたいときに気軽に購入することができちゃいますね。(販売状況は店舗によって異なりますので注意)

店舗によっては購入できる数が決まっているお店もあるので、まとめ買いしたい人はネットで買うのがおすすめですよ。

写ルンですで撮影してみよう

日常の様子

通学路や空、友達、いつもの日常の様子を撮るだけで特別に見えてきます。

旅先での様子

日常の様子だけでなく、お出かけや旅行先での様子にも写ルンですはおすすめです。

光を利用して

最近の高性能なデジタルカメラやスマートフォンのレンズは、「フレア」や「ゴースト」が抑えられるように作られていますが、写ルンですのようなプラスチック製レンズ、オールドレンズと言われる古いレンズは、光の乱反射をしやすく「フレア」や「ゴースト」が現れやすい仕組みになっています。

写ルンですの現像方法

写ルンですは、カメラからフィルムを取り出す必要はないので、撮影を終えた写ルンですはそのままカメラ屋へ持っていきましょう。
フィルムの現像を行っていないお店もあるので、おうちの近くにあるカメラ屋で現像できるか確認する必要があります。

受付カウンターで写ルンですを渡せば、後は現像が終わるのを待つだけ!
早いところだと、1時間以内で仕上げてもらえるお店もあります。
ネットの郵送サービスもあるので気になる方はぜひ調べてみてくださいね。

現像方法①「ネガフィルム現像」

ネガフィルム、略して「ネガ」とは光の色や明るさが反転した写真フィルムのことで、現像のベースとなるものです。
ネガがあれば、写真をプリントしたり、データ化することができます。

現像方法②「写真プリント」

写真としてプリントする方法です。
撮ったものを、飾りたい、アルバムで整理したい方におすすめです。

現像方法③「スマホ転送」

スマホに写真を画像データとして転送することができます。
簡単に写真が読み込めるので、パソコンを持っていないという方におすすめです。

現像方法④「CD化」

CD化すれば、パソコンへのデータ移動を簡単に行うことができます。
パソコンで写真を画像データとして取り込めるので自宅のプリンターで印刷したい方はCD化がおすすめです。

いくつか方法があるので用途に合わせて、お好みの現像方法を選択してみてくだいね。

画像に出すときの注意点!

フィルムを現像に出すときに「現像のみ」にしてしまうと、現像済みのネガだけが返却されてしいまいますので、受付に出す際は、プリント又はデータ化が必要だということを伝えましょう。

とにかく気軽に撮影できるのが写ルンですの魅力。
どんな写真が撮れたか現像するまで分からないドキドキ感はフィルムだからこそ味わえます。

デジタル時代の今だからこそあえて使ってみてはいかがでしょうか。

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